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美容を目的とした鍼灸治療について

鍼灸治療は古くより様々な病気や体調不良による痛みや不快感の緩和、病気やケガの予防を目的として施されてきました。この鍼灸治療を浮腫みやしわ・たるみ・くすみ・肌荒れ等の改善を図る為に用いているのが「美容鍼灸」です。美容鍼灸では顔への施術とともに内蔵の不調を整えるために体への施術も行うのが特徴です。尚、鍼だけを使う施術を「美容鍼」、鍼・灸の両方を使う施術を「美容鍼灸」と使い分ける場合もあります。美容鍼灸は特にたるみやほうれい線へのアプローチに効果を発揮します。たるみやほうれい線が濃くなるのは「加齢による表情筋の緩み」が最大の要因であると考えられます。美容鍼灸治療では多数の鍼を用いて同時に多くの筋肉を刺激することで、表情筋全体を活性化させるよう働きかけます。ちなみに使用する鍼の数は100本を超えることもあります。また表情筋は頭部の筋肉とも繋がっていることから、顔と併せて頭部への施術も行うとより効果的であるとされます。

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